こんにちは、ゆうたろうです。
本日は、大学受験の推薦について、出願はいつ行われるのか?から始まり、9月には何をしなければならないのか?と言った、時期別の行動についても解説していきます。
本記事は

- 推薦がいつ行われるのか知りたい。
- どの時期にどんな準備をしなければならないのか知りたい。
- 大学別の推薦日時はどうやって調べるのか?
と言う人向けに書いていきます。
塾講師歴6年目で、現在高校生責任者をさせてもらっています。毎年推薦ってどうやって準備したらいいのか分からないという子に対して指導しています。
そのため、読む価値ありの記事です。
もしも、推薦入試について全体像をつかみたいという人は下の記事を読んでください。
では早速行きます。
大学受験の推薦はいつあるのか?時期別に行うべきことを徹底解説!
さて、大学受験の推薦は「指定校推薦」と「公募制推薦」の2つあります。
これについて詳しく知りたい人は別記事で紹介しているので、そちらを読んでください。
大学受験の推薦、指定校推薦はいつ行われる?

指定校推薦がいつ始まるかを説明すると、基本的に夏休み明けの9月から自分の高校がどんな推薦枠を持っているのか?ということが分かります。
その後、自分が行きたい大学名を先生に伝えて、申し出をします。
基本的に成績順で取られて、校内選考が通れば合格となるのが指定校推薦なので、校内選考の時期が長く取られているのが特徴です。
校内選考が終了すると、10月末から11月にかけて、学科試験、面接、小論文や作文と言った内容の試験がありますが、ここで落ちると言う事はよっぽどありません。
僕が今まで見てきたなかで最後の試験で落ちた子供は見たことありません。
また、指定校推薦の校内選考後に公募制推薦の出願が行われるので、指定校が落ちたから公募制推薦にという流れもあります。
指定校推薦でA大学を志望していたのに、公募制でB大学となると学校の先生に止められる可能性があります。そのため、指定校推薦を受験前に学校の先生には「指定校がダメな場合は公募制でB大学を受ける」と先にいっておきましょう。これは子供たちの権利なので、Noとは言えません。もし言われた場合は、保護者の方にも協力してもらいましょう。
大学受験の推薦、公募制推薦はいつ行われる?

大学受験の推薦の公募制推薦はいつ行われるかというと、8月から9月に願書が配布されます。
そして出願は9月中旬から10月中旬にかけておこなわれ、11月に試験があるという流れです。
この期間で準備をしなければならないことは結構多いです。
これらの時期別に何をすべきか?については後の章で詳しく説明していきます。
大学別にいつ公募制が行われるか詳しく知りたい人は
大学別に公募制推薦がいつ行われるかを知りたい人は2つあります。
①学校別の入試ページ
②パスナビ
という2つを使って検索をしましょう。
①学校別の入試ページ
一例ではありますが、こちらのページの募集要項を見ると推薦の情報や、一般の情報なども記載してあります。
②パスナビ
こちらも使いやすいページになります。利用したい人はこちらから
パスナビの使い方は

まず、こちらに大学名を打ち込みましょう。

打ち込むと、このようにいろいろな学部が出てきます。もし、この学部に行きたいというところがある場合は、それぞれの学部をクリックしてOKです。
もし、そうでない場合は画像の様に、大学名をクリックしてください。

その後推薦入試を押してもらうと

このように、それぞれの日時や、選考方法などが記載されているので、簡単にチェックすることができます。
セ試という枠のなかに数字があるものはセンター利用入試になるので、公募制推薦ではありません。
ご注意を!
このパスナビを使うと大学別に推薦を把握することができるので、かなりオススメの道具です。
大学受験の推薦はいつから、どんな準備をするべきか?

指定校推薦、公募制推薦別に、準備する内容が異なるので、一つ一つ説明していきます。
大学受験の推薦はいつ何をする?:指定校推薦
指定校推薦は、試験に対する準備はほとんどなく、前段階の準備が多いです。
例えば9月です。
この時期にどこの大学に推薦枠があるかを確認する必要があります。一方で進学校であればあるほど、どういった推薦枠があるかをきちんと説明してくれません。
理由は高校にとっても国公立合格の数字が大事だからです。できれば受けずに、国公立大学を合格して、数字を上げたいというのが高校の本音でしょう。
そのため、学校が指定校推薦枠を掲示しているところに足を運んで、どの大学があるのかをきちんと把握をしましょう。
そして、その後の9月中旬は調査が大切です。
成績で校内選考が決まるので、どの子がどれだけの成績を持っていて、そしてどの大学を狙っているのか?という調査をきちんと行いましょう。
中には、ウソをついて「自分は4.8あるから受かる。だから別の推薦を受けた方が良いよ」と言い、僕の生徒を別の推薦枠に導いて推薦を奪っていったという子もいました。実際はその子は4.5しかなく、僕の生徒は4.6あったので、普通に受けていたら合格でした。
本当に合っているかどうかはその子が高1、高2の時のテストがどれくらいだったかということを知れれば分かります。
なかなか知るのは難しいですが、本当に知りたい!となった時にはそういったことも必要かもしれません。。。
指定校推薦の成績はいつまでのものが使われる?
指定校推薦の成績は、3年生の前期の成績が使われます。そのため、夏休み前までの定期テストはかなり頑張る必要があります。
もし、指定校がだめだったら・・・と考えてしまうこともあるかと思いますが、きちんと定期テストもがんばりましょう。
大学受験の推薦はいつ何をする?:公募制推薦
公募制推薦は指定校推薦と違い、前段階の準備はほとんどありませんが、試験に対する準備が必要です。
まず、指定校推薦と同様に、成績は3年生の前期期末テストまでの成績が使われます。
そのため、入試の勉強と並列してテスト勉強もきちんと行ってください。
また、勉強方法ですが、先ほどのパスナビを使って、きちんとどんな科目が必要なのかを把握してください。
ちなみに、大学によっては入試対策講座を行っているところもありますので、要チェックですね(^o^)/
僕の生徒は、これに参加をさせたところ、やはり話している内容が結構出たとのことです!
是非是非参加してみてくださいね(*´ω`*)
もちろん、このような講座を行っていないところも結構あります。
その場合は、学校に過去の先輩がどのような問題が出たかを書いてくれているレポートがあります。
もし、遠方の大学を受験予定で、受けた先輩がいなかったとしても、学校が河合塾に連絡し、そのレポートをもらえます。
ただし、きちんと自分からレポートをくださいと伝えないともらえません。そのため、きちんと伝えてどのような問題が出たのか?ということを把握しましょう。
面接や、小論文などもでるところがあるので、良かったら僕のブログを参考にしてください。
公募制推薦の出願について
公募制推薦の出願は学校からの推薦書や調査書が必要なところが多いです。
そのため、出願日程ギリギリに動くことのないように、事前に出願日程を把握しておきましょう。
また、志望理由書なども書かなければいけません。
学校の先生は結構ご厚意で添削をしてくれます。3回、4回としてくれる先生もいます。
そのため、結構提出には時間がかかると思っておいた方が良いです。
出願締め切りの3週間前くらいから動き出すのが良いでしょう。
大学受験の推薦はいつあるのか?時期別に行うべきことを徹底解説!:まとめ
いかがだったでしょうか?案外知らないことも多かったと思います。
高校3年生で推薦を受けるぞ!という人は上記の情報をきちんと把握し、動き出せるようにしましょう!
僕は、大学受験において本校を任され、現在進路、勉強内容、テキストの選定など全てを行っています。
もし、何か不明なこと、相談したいことがあればDMから連絡してください(*´ω`*)