さて、本記事では小学生から高校生までの英語学習方法を僕の経験も踏まえて
現役塾講師が教えていきます。

- 学年別にどのような勉強をしたら良いか知りたい
- 効率の良い勉強法が知りたい
- 模試、定期テスト別に点数の上げ方を知りたい
ということを知りたい人に向けて書いていきます。
中学生、高校生だけ知りたいという人は、目次の欄をタップするとそこに飛んでいきますので、
自分の読みたいところから読んでください。
本記事を書いているのは、現役塾講師で、小学生から高校生まで幅広く見ているので、参考になるとおもいます。じっくり読んでいってください。
では本題です。
そもそも英語は最も大切な科目

英語はめちゃめちゃ大切な科目です。
英語が得意なら入試で有利になる可能性が結構あります。
例えば、高校入試は英語の平均点が低めでそこで差がつくことが多いです。
大学入試も、数学は私立文系に行くことで最悪逃げることができます。
一方で理系に行っても英語は本当に大切です。
英語をマスターすることが受験への近道と言っても過言ではありません。
そんな大切な英語をどのように攻略していけば良いのか?というのを書いていきます。
点数が上がる英語勉強方法 小学生編

小学生の場合はまずは目的を考えましょう。
目的を考えよう
- 中学校の英語をきちんとできるように前もって勉強させたい。
- 英語を好きになってもらいたい。
- 英検を合格したい。
- 中学受験のために英語の勉強がしたい。
と様々いるでしょう。
そしてこれはそれぞれ勉強法が違うので、きちんと見ていきましょう。
中学生で英語についていけるようにしたい人の勉強法
大切なことは「書きを練習してくれるところ」を探すことが大切です。
中学校のテストではどうしても書くという行為が必要になります。
そのため、正直中学校で英語についていけるようにしたいっていう目的に
英会話はあまり良くないです。
そもそも中学校に英会話はないですからね。
また、プリント学習もオススメしていません。
英語は書きもそうですが、文法をきちんと学ぶことも大切です。
一方プリント学習で教えているのはおばちゃんです。
仕組み上、プリントで完結したいです。
つまり、なかなか教えてもらうこともできません。
できれば学習塾をオススメしています。
ちなみに算数のプリント学習はめちゃくちゃオススメしています
英語を好きになってもらいたい人の勉強法
さて、これは中学校の英語についていけるような勉強とは逆です。
理由は「書き」は結構子供たちにストレスがかかります。
暗記をさせるために、確認テストをしたりします。
ストレスをかけるのと、同時に楽しさの演出などをしながら
バランスをとってやるのが一番良いです。
一方で、英会話はというととにかく「楽しい」です。
外国人との触れ合いの中で喋れるようになる喜びは本当に楽しいです。
そのため、英語を楽しむことや、英語の触れ合いに慣れさせるという意味であれば英会話は一番良いです。

特に今はコロナによる影響もあるので、上記のようなオンライン英会話がオススメです。
まずは無料会員登録をして覗いてみましょう。
英検を合格したいという人の勉強法
英検への合格は確実に英単語です。僕も英検の受験を会社からさせられました。
(2級という高校終了程度だったので、もちろん合格しました。)
解いていて思う事は
単語ができれば、普通にわかる問題が多い事です。
実際6割くらいで合格できるので、単語をきちんと覚えたら大きな自信になると思います。
✔︎英単語は英語→日本語ができればOK
英検の最初の級はマーク式の問題のみなので、英語を書く事はありません。
そのため、英語を見て日本語の意味が出てくればOKです。
中学受験のための勉強法
中学受験に関しては、正直に申し上げると専門外です。
ただし、近年中学受験でも英語を受験科目にするところが増えてきています。
何人か見てきて、もちろん合格させましたが、超有名校というわけではないので、ここは別の人を見た方が良いと思います。
点数が上がる英語勉強法 中学生編
中学生は高校入試に向けて記事の内容を書いていけたらと思います。
そもそも英語は勉強する順番が大切

英語はそもそも勉強する順番を間違えると、効率がかなり落ちます。
- 英単語
- 文法
- リスニング
- 長文
という順番で勉強していきましょう。
読んでいる人もわかると思いますが、英単語が分からないのに文法はできないですよね?
また、文法ができないのにリスニングをする事はできません。
ただし、県によって問題の傾向は違うので、これが全てではありませんが、
基本はこの順番で進んでいきましょう。
英語勉強法 英単語
中学生の英単語は1200個と言われています。
1200個と聞くと「え、めっちゃ多い。。。」と思う人も多いと思いますが、流石にplayとかはわかりますよね。
そのため、実際に自分が覚えていない単語だけ抽出して行えばそこまで多い単語量にはなりません。
お子さんが英語が大っ嫌いと言う子であればまずはこの英単語を買ってあげて、これを解かせてみてください。
英語勉強法 文法
こちらは逆に結構時間がかかります。
また、一人ではできないことも多いと思います。

上記のバナーはスタディサプリのものですが、ここは動画で授業が見放題なので、
例え、中3で英語が苦手だとしてもここを活用すれば復習も可能です。
✔︎文法の勉強法
- まずは授業を聞く。*参考書でも可能
- 問題を解く。
- 分からなかった問題にはチェック。
- 質問をする。
- もう一度解く。
という手順で勉強をしましょう。
文法は理解をしていなければ一生解けません。
そのため一番大事なのは「質問をすることです。」
とはいえ、「大切なのは質問することか!質問しまくるぞ!」
では意味がありません。
理由は闇雲になんでも聞く事は「時間の無駄だからです。」
自分で考えて本当にわからなかったことだけをきちんと質問できるようになりましょう。
英語勉強法 長文
さて、中学生が一番苦手なのはこの長文です。
そしてこんな悩みをよく聞きます。

短い文章は読めるようになったけど、長文になると読めないんだよね・・・
多分これを読んだ人も「それそれ!」って思った人多いですよね。
これの解決方法は「たくさん読め」です笑
塾講師なのにそれだけのアドバイスかよ!
なんだそれ!
って思った人も多いはず。
✔︎長文を読めない理由は「慣れてない」から
子供たちが長文を読めない理由は圧倒的に「慣れていないから」です。
例えば、大人もそうじゃないでしょうか?500ページある本を読みなさいって言われると大人でも
「え、読みたくない」となります。
一方で本を結構読んでいる人にとっては500ページは確かにきついけど読めるよ!となります。
英語も同じです。とにかく慣れが必要です。
まずは圧倒的に量をこなしましょう。
できれば毎日長文を4〜5題解くイメージです。
そうすれば必ず道は開けます。
✔︎長文を解く際の注意点
- 模試の過去問の長文を解きまくる
- どれくらいの時間を長文にかけて良いのかチェック
- 目標時間の設定
- 読みにくい文章にはチェック
- 復習で読みにくい文章の分析
たくさん解くと言ってもただ解くだけでは意味がありません。
上のことに気をつけながら行いましょう。
高校入試は県別によって違います。そのため、どれくらいの時間長文にかけて良いのかをまずは把握しましょう。
そして目標時間を決めて読みます。
✔︎ゆっくり読んで練習は何も意味がない
とにかく長文をゆっくり読むことになんの意味もありません。
きちんと時間を測って勉強しましょう。
また、読みづらかった文章は再度復習の時に「なんで読みづらいのか?」を考えましょう。
関係代名詞の部分が読みづらい、接続詞が2つつながっていたから読みづらいなど自分の弱点が見えればそれを克服するだけです。
点数が上がる英語勉強法 高校生編

まず、初めにお伝えしたい事は
- 学校の先生の授業がわかりづらい
- 塾の進路が受験に間に合わない
などなどは高校生の意見であると思います。
しかし!だからこそ高校生は「自分で」勉強することが大切だと思います。
理由は大人は基本的に自習で勉強するからです。
そして今はyoutubeやサービスなどが調べればたくさんある時代です。
自分に合ったサービスは世の中に腐る程あるはずです。これを読んでいる人はぜひ、「人のせいにする」のではなく、自分で勉強して、他と差を広げるチャンスを掴みましょう。
英語勉強法 英単語

英単語は本当に覚えれない
と思っている人多いと思います。
僕も高校生の時はそうでした。
ただ、実はみんな覚えれないんです。
✔︎英単語帳を7周すると決める
なぜ覚え切れないかというと1周、2周したら覚えれると思い、そういう段取りしかしないからです。
多分大学受験をする人の多くは「中学生の時は授業受けるだけで単語を覚え切れた」という人が多いと思います。
だから1周2周すれば覚えれるとなります。
しかし、大学入試は高校入試とレベルが違います。
7周すると決め、単語の勉強をしましょう。
ただし、どうせやるなら効率よくやりたいですよね。
- 英語から日本語をわかるようにする
- 発音もチェックする。できれば声に出す。
- 動詞なら他動詞か自動詞か把握。
- 日本語がわかりづらいものは「英英辞書」で調べる。
- 書きができるようになれば最高。
まずはもちろん、英語から日本語をできるようにしましょう。
また、発音もきちんとチェックをしておきましょう。
共通テストはリスニングの配点が100点になりました。
そのため、単語の発音が分かっているといないとではかなりの差が出ます。
✔︎日本語の意味がわからない場合は
例えば「mention」は「言及する」という意味です。
これって正確に意味わかりますか?
英英辞典で調べると
mention・・・to talk or write about something or someone, usually quickly and without saying very much or giving details.
mentionはあまり多く語らず、何かを話したり、書いたりすることがmentionの意味になります。
つまり、さくっと伝える時はmentionを使うということがわかります。
「言及する」だけでこれらの意味って掴めないですよね。
よく、単語の意味を答える事はできるけど、日本語の意味がわかっていないから長文を読めないという人も見かけます。
意味のわからないまま日本語を覚える事は本当に無駄になってしまうので、英英辞典を使いましょう。
そして、調べることにより、その単語の印象もアップするので「暗記力」アップにも繋がります。
是非やってみてくださいね!
ちなみに、英単語帳が欲しいなと考えている人はおすすめの英単語帳も出しておきます。
英語勉強法 文法
さて、高校生の文法はかなり量が多いですよね。それは参考書をみてくれてもわかります。
勉強の仕方は1冊を完璧にするが大切です。
上の参考書から何か1冊選んでください。そしてその1冊を完璧になるように時間をコントロールしましょう。
1冊を完璧にするというのは言うのは簡単ですが、行うのは本当に難しいです。
そして何が難しいかと言うと「継続」です。
1冊を完璧にするためには能力差もありますが3、4周しないと無理です。
そして実行するためには1日に○ページ行うなどの計画と実行が必要です。
つまり、継続が大切です。
✔︎継続するためには?
継続できないと「なんで自分はできないんだろう?」と思うこともあると思います。
でも確かにそう言った部分もあると思います。一方で継続する仕組みを作ることも大切です。
例えば
- 学校の先生に毎日課題を見せる仕組みを作る。
- SNS上で宣言し、毎日行ったものをアップする。
- ○日継続したらご褒美にお菓子を購入できる。
なんでも良いですが、自分のモチベーションが上がり、やる気になれる仕組みを自分で作りましょう。
英語勉強法 文構造
さて、文構造です。SVOCと分けていくタイプのやつですね。
結構、これをすっ飛ばして長文に行ってしまう人がいますが、これもやっておくとかなり読む力が上がります。
急がば回れですね。
なぜ文構造が大切かと言うと、英語はたった5つの文構造で成り立っています。
つまり、逆に言うとその5つの構造が見えるようになれば、英語を訳すことが楽にできると言うことになります。
ただし、、、それが結構難しいんです。
だからこそ、専用の参考書できちんと学ぶことが大切です。
下記の記事からおすすめの参考書を購入して、勉強してもらえると良いと思います。
英語勉強法 長文
さて、ここまできたらあとは長文です!
長文でまず最初に大切な事はテキスト選びです。
理由は世間にはたくさん参考書があるからです。そして間違えた参考書を使うとレベルが高すぎたり、低すぎたりする参考書を掴んでしまうからです。
そしてもちろんただ読むだけでは意味がありません。
- 時間を測って読む
- 読みにくい文章はチェックを入れる
- 答えを見る前にチェックした文章をノートに書き、じっくり読む
- それでも読めない場合は答えを見る
- それでもわからない場合は聞く
と言う一連流れを大切にしてください。
なんだ普通じゃんと思った人もいるかと思いますが、
多くの人は「時間を測らずゆっくり読み」「解き終わったらすぐに答えを見て」終わりです。
実践あるのみです!
高校生は勉強と選択が大切
さて、ここまで英語の勉強法の話をしてきましたが、実は大切な事は「選択」です。
例えば、文理選択を間違えたなーと思っている人いませんか?
例えば志望校の選択を間違えたかも!?と思っている人いませんか?
例えば、集中して勉強する科目を間違えたなーと思っている人はいませんか?
高校生は選択を間違えると本当にきついです。
そのため、選択を間違えないためのテキストを作りました。
点数が上がる英語勉強方法を小学生から高校生までを塾講師が徹底解説
さて、以上になります。
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