こんにちは、ゆうたろうです。
今回は数学のチャート式についての記事を書いていこうと思います。この記事は

- 数学のチャートを使いたいと思っているけど、どれを使っていいか分からない。
- 今現在チャートを使っているけど、自分に合っているかどうか分からない。
- チャートの効率的な使い方を知りたい。
と言う人向けの記事になります。
僕は現在、現役の塾講師をしていますが、すでに500名ほどの子供たちを見てきているので、ある程度の信憑性はあるかと思います。
数学の参考書をまとめた記事もありますので、その他の参考書を知りたい人は、こちらをどうぞ!
【参考書】数学のチャートを使った勉強法と自分に合った選び方。
最初に結論です。
チャート式を使う人は
- 標準問題から応用問題まで全部載っている問題集が欲しい人。
- センターレベルなら白チャート、偏差値50~55の大学を目指すなら黄色、それ以上は青チャート。
- 漠然と使うのではなく、目的に応じて利用する。
ということが大切になります。
順番に説明していきます。
数学のチャートの概要

数学のチャートは上記のような概要になっています。
チャートの特徴として、解説がとても詳しく載っているところがありがたいところです。
また、チャートは各ページの右上にコンパスの個数で難易度が示されていることも特徴の一つです。青チャートを例にしてみてみると
青チャート
コンパス1 ・・・ 教科書の例レベル
コンパス2 ・・・ 教科書の例題レベル
コンパス3 ・・・ 教科書の章末問題レベル
コンパス4 ・・・ 入試の基本~標準レベル
コンパス5 ・・・ 入試の標準~やや難レベル
となってるので、各難易度に応じて問題を取捨選択することができるようになっています。
また、見ても分かる通り、教科書レベルの問題から入試の標準レベルの問題まで載っているので、この1冊で多くの人を網羅できる参考書です。
そのため、よく学校で配られたりするのがこのチャートになります。
ということで、結論で書いた
標準問題から応用問題まで全部載っている問題集が欲しい人。
色々な面から見ても標準から応用まで載っている良い教材になります。
チャートのページ数
チャートのページ数です。
チャートの種類 | ページ数 |
白チャート 数ⅠA | 560ページ |
白チャート 数ⅡB | 672ページ |
白チャート 数Ⅲ | 376ページ |
黄チャート 数ⅠA | 552ページ |
黄チャート 数ⅡB | 712ページ |
黄チャート 数Ⅲ | 424ページ |
青チャート 数ⅠA | 640ページ |
青チャート 数ⅡB | 776ページ |
青チャート 数Ⅲ | 512ページ |
見てもらって分かるように、本当に多くの問題が詰め込んであるので、この1冊で基礎演習、応用演習、苦手分野特訓など全て行うことができます。
数学のチャートのメリット
なんども繰り返しになりますが、
・基本問題から応用問題まで全て載っている問題集。
・問題数が多いので、実践力が着く。
・解説が丁寧で、分かりやすい。
となります。
本当に万人受けの問題集と言っても過言ではありません。
数学のチャートのデメリット
・戦略がないと、無駄な勉強もしてしまうことも多い。
・分厚い、重い、やる気が出ない。
・1冊終わるのに多くの時間を要する。
と言うのがチャートのデメリットです。
さて、次はこのメリットデメリットがある中で、どのようにチャートを選び、効率の良い使い方をしていくべきかを見ていきましょう。
数学のチャートの選び方
チャートには白、黄、青という種類のものがあります。
実は「赤」チャートと言うのもありますが、僕はあまりお勧めしていないので、ここで取り上げるのは辞めておきます。
その中で、どれを選んで使っていけばいいのか?ということを紹介します。
結論でも書いたように、
センターレベルなら白チャート、偏差値50~55の大学を目指すなら黄色、それ以上は青チャート。
となります。
白チャートは元々数学がとても苦手な子向けに作られた問題集になります。
そのため、センター試験の問題で60点以下の人はこの問題集から始めた方が良いです。
ちなみに、数学が苦手な子はカルキュールと言う計算をきちんと行えるように作られた参考書もあるので、それもオススメです。
ある程度、基礎問題はできるという人で、偏差値が50~55くらいの大学を狙うのであれば黄色チャートで十分です。
それ以上は青チャートくらいのレベルの問題は全問できるくらいにしておくと良いかなと思います。
数学のチャートの良い使い方
結論で書いた
漠然と使うのではなく、目的に応じて利用する。
チャートは目的を定めて使ってください。
例えば基礎の定着なら、コンパス1,2,3だけに絞って行いましょう。
ちなみに、これは高1、高2の教科書と一緒に使っていくイメージか、高3になって数学が本当に苦手と言う人はこの手法がオススメです。
また、コンパス1に関しては本当に簡単な問題なので、削ってしまっても問題はないと思います。
そして、大体の問題ができるよと言う人はコンパス3,4,5に絞って勉強を行いましょう。
チャートは万人受けの問題集です。だからこそ、問題数が膨大なんですが、その問題全てが今の自分に必要かというとそうではありません。
そのため、今自分は何をしなければならないのか?というフィルターを通して利用してください。
ちなみに、基礎だけみっちり行いたいという人は基礎問題精講という問題集があります。
興味がある人は下のブログを読んでみてください。
数学のチャート レビュー・口コミ
第3回全統高2がTLにいっぱい流れてくるから、僕も去年のを後輩に向けて晒す。
確か判定は京大総人E早稲田国教C明治情コミA。これで旧帝目指せるレベルなのと、数学はここから青チャートだけをやりこんでかつ文転したらセンター数学8割ちょい(まだデータと微積計算詰めれる)で安定したから、夢持って。 pic.twitter.com/MDluOb3Yhw— masa (@masa3_study) December 17, 2019
青チャートで旧帝大クラスの問題を網羅しているようですね。
2次の問題でもセンターでボーダーに載ってしまっていれば、みんなが解ける問題をきちんと解ければ合格しますからね。
つまりは青チャートの問題をきちんとできるようになっておけばだいぶ強いです!!
高1のとき黄色のチャートつかってた。
数学好きが自分で買うwwww
学校に買ってにかわされたやつ。 pic.twitter.com/aasN29oNZD— ももか (@sk____d) December 17, 2019
ということで、多くの学校は結構チャートを渡すところが多いですが、その子に合っているかどうかは考慮されないまま渡されます。
今自分が黄色チャートを持っている人でも、青チャートや白チャートについても考えた方が良いです。
基礎的な解法の習得に関してですが、自分は一対一対応の演習や標準問題精講をオススメしています。
黄色チャートや青チャートという選択肢ももありっちゃありですし、問題も多いので多くの解法に触れられるのは確かなんですが、問題が多すぎて挫折しがちというのが欠点です。— 参考書で数学を勉強しよう!bot (@text__math) December 18, 2019
チャートは結構好みが分かれます。理由はめちゃくちゃ太いからです。
見ただけでやる気がそがれる。。。と言う人も少なくありません。
自分のタイプによって選んでいきましょう。ただ、「基礎」をやろうとしているのであれば「標準問題精講」ではなく、「基礎問題精講」の方ががぜんオススメです。
どうやって1ヶ月で偏差値25あげたのかってよく質問くるけどまず前提として俺があげたのは40→65ね。問題文と対応した数式に同じ色のマーカーを引いてそこをひたすら覚える感じでやった。そしたら1日50問くらい解けるけん1ヶ月で青チャート2周した。去年は1日6時間くらいは勉強できとったけ数学に3時間 pic.twitter.com/bzPCTsrLon
— 早稲刈り文二浪 (@hasyahasyawased) November 6, 2019
私文だとこれくらいの馬力を持って数学を行ってほしいです。
というのは、やはり科目数が少ないので、時間をその科目にどんと載せることができます。
科目数が少ないから勉強時間を削るではなく、その分どんと時間をかけてください。
【参考書】数学のチャートを使った勉強法と自分に合った選び方 まとめ
いかがだったでしょうか?
チャート式のリンクも張っておくので、今のを見て、チャート式いいじゃん!と言う人は購入してみてくださいね!
今自分がどの教材を行わなければいけないのか?
志望校はどこがいいのか?オススメの職業は?
などの質問があれば、SNSで受け付けています(´艸`*)
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