こんにちは、ゆうたろうです。
今日は
- 勉強の仕方が分からない。
- 暗記の効率的な方法を知りたい。
といった人に向けて記事を書いていこうと思います。
現在塾講師5年目、今まで見てきた子供たちは500人ほどです。
高校入試に関しては5年間で受験で失敗した子供はたった2人、高校生は有名国公立・私立から地元の国公立まで入れてきたので、
この記事の信憑性はあるかなと思います。
受験の基本は「暗記」ということを知ると勉強の効率が上がる。
受験の基本は暗記です。これを知っていると効率が上がります。
これが受験の基本であり、勉強の基本です。
問題のアプローチには型があるから受験は暗記が大事。
問題のアプローチには型があります。
例えば「三角形の外接円の半径」と聞いた時に一瞬で「正弦定理」を使うということが分かっていれば一瞬でできます。
そして外接円と聞かれたときに外接円の中心は「外心」そしてこれが「辺の垂直二等分線」の交点と言うのが分からなければ難しい問題を解けるわけがありません。
丸暗記ではなく、解き方を暗記する。
暗記が大事と言ったときに陥りやすいのは解き方を暗記するのではなく、丸暗記をしてしまいがちなところです。
一度自分ができなかった問題を解説を読んで分析してもらうと「公式などは覚えているけどできなかった」
ということが多いのでないかと思います。
つまり、難しい問題は「知っている公式をどう組み合わせて解くか」であり、つまり「解き方の暗記」ということになります。
問題にあたるときにどのような流れで解いているのか?ということをきちんと暗記をすると言う事が大切です。
先人の知恵を使えるから、受験は暗記が大事。
よく、暗記をバカにする人を見かけますが、暗記をできない人が頭が悪い人です。
例えばE=mc²という世界で最も美しい公式と言われているアインシュタインが考え付いたものがあります。
これはものすごくシンプルにまとめてありますが、実は裏では膨大な計算や考え方があり、シンプルにまとまっています。
この公式だけではなく、全ての解法はいろいろな考え方がある中で一番シンプルにまとめてあります。
では、時間制限があるテストでその背景のことまでを1から考えて行う人とそれを知っていて結論から書く人とどっちが有利かと考えれば・・・
当然ながら後者が強いに決まっています。
今までの先人が残してくれたものをバカにせず、解き方を一つ一つ暗記していきましょう。
いきなり理解などできないと割り切れば、暗記が大切と分かる。
大抵の問題はすぐに理解できるという天才も数は少ないけど存在します。ただ、僕も含めた凡人はなかなか難しいです。
そのため、理解に重きを置くのではなくて、解けることに重きを置きましょう。
1つの問題で「理解して解いた人」と「理解してないけど解けた人」で点数に差が出るならまだしも、現在のテストでは理解度によって与える点数を変えるということはありません。
また、実は中学生の時に多くの人が経験していると思いますが、最初からすべてを理解して連立方程式を解いていたかというとそうではなく、
後で、連立方程式は「2つの式の共通の答えを出すもの」であり、「2つの式の交点を出すもの」だと理解したと思います。
高校の勉強も同じです。まずは解けることを意識し、色々な問題を解いているうちに理解できるということを知りましょう。
特に物理、化学はその性質が大きいです。
まとめ
・問題のアプローチには型があるから覚えた方が早い
・テスト時間中に複雑なことを考えている時間はない。先人の知識を使い倒す。
・理解しようとずっと悩んでいる時間がもったいない。解けるようになるということに集中する。
受験の暗記を効率よく行う為に、脳の癖を理解する

さて、次は脳がどのような癖があるのかを知れば、それに従って勉強をしてあげるだけです。
勉強法を具体的に出してあげれば、すぐに実践できるかと思いますが、それだとその勉強法が合っていない可能性があります。
これを読んで本質を理解して、自分に合った勉強法を探ってください。
脳は忘れるようにできている。
上記の図はエビングハウスの忘却曲線というものです。これによると、なんと20分後には42%もの記憶はなくなっているということになります。
そして、授業が終わった1時間後にはなんと半分は忘れているということが分かります。
そして忘れていくものがいわゆる「短期記憶」であり、忘れずに残っていくものが「長期記憶」です。
短期記憶と長期記憶とは
人間には短期記憶が必要です。例えば苦しい嫌なことがずーーーーっと頭に残って居たらと考えると・・・
嫌ですよね(笑)
そのため、人間の便利な部分で「忘れる」という機能が備わっています。
では、長期記憶にするためにはどうしたらよいのかという事ですが、
- 感情に残る
- 大切だと認識する
という2つが大切です。
脳をだませ
さて、脳は「感情に残る」「大切だと認識する」という事で長期記憶になるということが分かったと思いますが、問題は「どうやるの!?」という事だと思います。
実は脳をだますことができます。
その方法が「繰り返し」です。
なんども繰り返し思い出したり、書いたり、口に出したりすることで脳が勝手に「大事な情報」と判断をします。
まとめ
・大前提として脳は忘れるようにできていることを理解する。
・忘れないためには長期記憶にする。
・長期記憶にするためには「感情に残す」「大切と認識」するように脳をだます。
実践すれば誰でも効率が上がる受験の暗記法3選

「実践すれば誰でも効率が上がる受験の暗記法3選」ですが、上まで読んでもらえればなんとなくどうやってやればいいかが見えてきている人もいると思います。
そしてそれができていれば、上出来です(^^♪
僕の方からも紹介します。
受験の暗記法:基本は繰り返し

当然ながら基本は繰り返しです。
もっと楽な方法を教えてくれと思った人もいるかと思いますが、
断言します。「楽な方法などありません。」
ただし、繰り返しのコツとして「早く復習する」と言う事が大切です。完全に忘れてしまうとそれからまた思い出すのがとても難しくなり、辛いです。
そして、具体的に言うと、1時間後にちらっと見る。3日後にもう一回覚えているか確認する。1週間後にも確認。と言う流れが良いかと思います。
受験の暗記法:最初にざっくり全部
これは特に歴史とか、地理とか古典とかに当てはまります。
例えば2回見た映画などで、あとから「あぁ、だからここでこのセリフを言っているのか」
「このタイミングでこのシーンがあるのは後のオチにつながってたからか」ということが分かるって結構あったと思います。
社会や地理も同じです。いろいろな知識がついてくると、だからこうなのかと分かります。
そしてこれが「感情に残る」ことになり、長期記憶になりやすくなります。
受験の暗記法:夜暗記
睡眠には、レム睡眠とノンレム睡眠があります。これは90分の周期で回っていると言われています。
ノンレム睡眠は「脳は結構停止している状態」レム睡眠が「記憶を定着させる時間」となっています。
そのため、睡眠中も脳は暗記をしようと頑張ってくれています。
だから、睡眠の直前の情報はかなり定着しやすいものになります。
「なんかこれ覚えづらい」と思ったら夜に覚えるという変化を加えてみてください。
受験の基本は「暗記」ということを知ると勉強の効率が上がる。:まとめ
いかがだったでしょうか?暗記は嫌いという人もいるかと思います。
また、僕自身も理系なので、好きではありませんが、「大事」ということは分かっています。
まずは暗記=効率の良いものという認識を持ち、勉強に励んでください。
質問・相談などあればTwitterまで