大学に行く前に考える奨学金

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こんにちは、今日は分かりづらい大学の奨学金について説明していければと思います。

良くお母さん方から大学の奨学金の説明会にいってきたけどよくわからないとおっしゃるかたも多いです。

また最近では奨学金破産なんていうのも耳慣れた言葉になってきてしまいました。

今回は学校を通じて申し込みをする一番メジャーな日本学生支援機構について書きたいと思います。

奨学金を借りる予定がある人は必ず目を通してください。そして大学合格後良い大学生活を送ってください。

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奨学金のメリット、デメリット

奨学金のメリット

  • 経済的理由で大学に行けないということがなくなる。
  • 第1種は無利子、第2種も超低金利。
  • 最大月12万の借り入れ可能。
  • 在学中の利子がつかない。

奨学金のデメリット

  • 返済期間は最長で20年間
  • 日本学生機構だけでは学費全てをまかなえない。
  • 申込期間が限られている。

今回はこの中で大切なことだけ抜き出して説明していきます。

第1種は無利子、第2種でも低金利

例えば「3%の金利」と言ったときに経営者や金融に携わるビジネスマン以外の普通の人には安いのかどうかということが分からないと思います。

例えば4年間毎月4万円借りると、借りた総額は192万円になります。

13年間かけて、返済をしていくとすると総額234万円になります。つまり、金利だけでも42万円かかります。

200万円ほど借りているので、40万は小さい額とマヒする人もいますが、借りただけで1/5のお金を取られるというのが「金利3%」です。

そう考えるとサラ金などは「3%~18%」という金利なので、絶対に手を出してはいけないというのがよくわかるかと思います。

話しを戻すと、第2種は大体0.01~0.27%ほどの金利になります。これは法定金利などの基づき決まるので、変動します。

例えばMaxの0.27%で計算しても、上記の192万円、13年間かけて返済ということを考えると返済額は195万円です。つまり金利はたった3万円です。

そのため第1種が取れないという人もそんなに気にせず、第2種を取得すればOKです。

奨学金は在学中の金利はつかない

これもおいしいです。

普通借金をした場合は借りたその瞬間から金利の支払いと共に、借りた分の返済がスタートします。

一方で、奨学金は大学に通っているときに関しては、返済能力がないとし、金利さえもつけずに待ってくれています。

日本学生機構だけではまかなえないものもある

お金が振り込まれるのは大学生になった年の4月からになります。

そのため、大学受験時の入学金、そして前期授業料などはこの奨学金で支払うことはできないため

この2つについてはきちんと用意をしたほうが良いです。

もちろん学生ローンなどもありますが、1.8%ほどの金利がつくためあまりお勧めしません。

奨学金は返済準備が全て

奨学金は確かに低金利なものなので、どうしてもお金が足りないという方は有効に使うべきものです。

一方で、「子供のためだから」ということで何も考えずに借りる場合、お父さん、お母さんやお子さんが不幸になってしまうこともあります。

新卒1年目、奨学金の返済はきつい

お父さん、お母さんが返済する場合はご自身で考えて返済できると思いますが、子供の場合は違います。

大学生と言えど知識はありません。

初任給20万円とかいてあれば、そのまま20万円もらえると思っている子も少なくありません。

初任給20万円=手取り約17万円

一人暮らしをするのであれば駐車場、光熱費など含めて家賃6万円*東京などの大都市の場合はこれ以上にかかります。

車のローン1万円+車の保険1万円

食費1万円

通信費1万円

最低限の生活をしてもこれだけで10万円かかり、残りは7万円です。

当然ですが、遊びや付き合いもあり、これ以上にかかるため2万円の返済でも結構つらいのが現実です。

大学生のうちに奨学金の返済準備をさせる

大学生は時間はたくさんあります。そのため、多くの学生がアルバイトをします。

扶養家族から外れてしまうとお父さん、お母さんに税金が重くのしかかるので、103万ほどしか稼ぐことはできませんが、その中から1ヶ月3万円ほど管理してあげるだけでも卒業までに144万円たまります。

もちろん文句は言うかもしれません。

その場合は上記の数字などを使って説得してあげてください。

将来的には絶対に感謝すると思います。

理系の学生は時間がない場合もある

基本的に文系の子供たちは時間はたくさんありますが、理系の学生については研究などのに多く時間を費やさなくてはいけないため、

文系学生よりもアルバイトができる時間は短いかもしれません。

そのため上記の技を使う場合は1ヶ月3万円も貯金させることができないかもしれません。

逆算して考える奨学金の限度額

僕は奨学金の限度額は200万までだと思っています。下記の返済シミュレーションのリンクを付けておきましたが、200万円を13年間かけて支払っていきます。

返済シミュレーション

一方で、22で大学を卒業し、13年間だと支払い終了は35歳です。その間に半分以上の人は結婚などのイベントも控えています。

お父さん、お母さんも想像してほしいですが、自分の子供が借金が残っている男性、もしくは女性と結婚となったときの心境はいかがでしょう?

うーんとちょっとためらう人はいても、いいね!となる人は結構少ないと思います。

そのため、早めの返済をしておいた方が僕は良いと思っています。

例えば5年間で200万円を返済貯金をしようとすると1ヶ月3万3千円かかります。

では、これが倍の400万を借りたとすると1ヶ月の返済は6万6千円となり、大きな負担となります。

そのため、僕は限界は200万までといつもお父さん、お母さんとの面談でお伝えしています。

大学生の奨学金の種類と申込

上記のことを理解したうえで最後に申し込みの話です。

大学のための奨学金は高3の春に各学校で説明会が行われます。

場合によってはこの説明会を受けていないと奨学金を受けれないということもあるので、必ず受講しておいてください。

一方で、大学1年生の春、大学2年生の春など各学年の春に奨学金を取得することもできます。

ただし、大学になると遠方のこともあるため、高校のうちに申し込みをしておくことをオススメします。

日本学生機構以外の奨学金

日本学生機構以外の奨学金も多くあります。

例えば各都道府県が出している奨学金などもあるので、下記のリンクから検索をして調べてみると良いと思います。

日本学生機構以外の奨学金検索

給付型の奨学金

給付型というのは簡単に言うと「お金をくれる」という奨学金です。

給付型奨学金一覧

こちらもチェックしてみてください。

基本的に学力試験や面接などが実施され、選考されると受けられるものになります。

僕の生徒の中にもトヨタの給付型奨学金を受け、見事合格している子もいます。

ムリだろと諦める前にチャレンジしてみるのも一つの手ですね。

まとめ

奨学金は基本的にはメリットが大きく良いものです。特に金利が0.2%で借りられるものは他にありません。

一方でそんないいものも使い方を間違えると子供、そして両親自己破産なんていうことも起こります。

高3、大学生のお金の知識は勉強している子でない限り、中学生と大差ありません。

そのため、「がんばって返すんだぞ」ではなく、ここの部分も大人がきちんと説明し、準備をさせるのがベストかと思います。

相談質問などあればDMにて承っています^^

それでは以上にします。