こんにちは、ゆうたろうです。
子供になぜ勉強するの?と聞かれて困ったことってないですか?
そんな時に僕ならこう答えるということを話したいと思います。

- 子供になんで勉強するのをきちんと伝えたい!
- そもそも勉強する理由に正解ってなくない?
- 自分が勉強してこなかったからなんて答えたら良いかわからない
などなどの疑問に答えていけたらと思います。
お母さん必見!なぜ勉強するのか?と子供に聞かれたらどう答える?

そもそもなぜ子供が勉強するのか?と聞いてきたかを考える
さて、これを答えるには結構難しいと思います。というのは僕も子供によって答え方は違います。
自分の子供はどのタイプでしょう?
- 高みを目指した方が頑張れるタイプ
- 下にいったらこうなっちゃうよを伝えると頑張れるタイプ
- ご褒美があったら頑張れるタイプ
- 罰があったら頑張れるタイプ
様々な性格を持った子供がたくさんいる中でまずは、なんでそう思ったの?を聞いて見てください!
もしかすると

- だってめんどくさいじゃん
- 勉強嫌いだもん
- やりたくないから
というマイナスの言葉かもしれません。
そうなった時どう反応しますか??
なぜ勉強するの?と聞かれたら認めることが大切
結構子供は上記のようなことをいいます。
その時にやってしまいがちなのは

何言ってるの!しなきゃいけないんだからやりなさい!
結構想像できますよね笑
わかります。お母さんもそんなこと子供が言ったら不安ですよね
ただ、ここで一番大切なことは子供が
- なるほど、じゃあちょっとがんばってみよっかなー
- へぇー勉強するとそんなに良いことあるんだ〜
- あ、お母さんも勉強嫌いだったんだ!でもやってみよっかな〜
と少しでも前に踏み出してもらうことが目的です。
なので、子供がマイナスなことを言ってきたとしても
「そんな風に考えるんだ!なんでめんどくさいの〜?」と聞いて見てください。多分子供は
「なんでって言ったってめんどくさいものはめんどくさい」と答えるかもしれません。
でも、そこで否定をしなければ

あれ?お母さん僕の話聞いてくれるんだ
と密かに思っています。
そんな風に答えてもうちの子はそんな風に思わないわよ!と思ったかた
これを言うと保護者さまには「そんな風に答えてもうちの子はねぇ〜」と言う人もいます。
だから皆さんの中にも思った人がいると思います。
でもそんな親さんでも2、3回試してもらいました。すると

先生、最近お母さんと仲良くなってきた!って言うかあんまり喧嘩しなくなった!
なんて言うふうに嬉しそうに話してくれるものです。

先生、最近否定しなくなったら、少しずつ部活のこととか話してくれるようになったわ!
と少しずつ会話が出てきたと言ってくれます。
なぜ勉強するの?と聞かれたらこう答えるは土台が必要
さて、ここまで読んでくれた皆さんはきっと今
そんなことより早く答え方を教えてよ!
と思った人もいると思います。しかし、、、
人は「何を言ったかよりも、誰が言ったか」に圧倒的に左右されます。
お母さんもそうじゃないでしょうか?
- 同じ頼まれごとでも、嫌いな上司より、好きな上司の方がきちんとやる。
- 同じことで叱られても、尊敬する人の話はきちんと聞けて、嫌いな人の話は聞けない。
ってよくありますよね。僕もそうです。
だからこそ、まずは土台を作るために、少なくとも1ヶ月くらいは「否定をしない」を続けてみてください。
なぜ勉強するの?を答える前の土台づくりが一番大変
とはいえ、子供はなかなか変わりません。
(と言うよりは、人はなかなか変わりません)
そうなるとだんだんお母さんもイライラしてくるわけです笑
そして、最終的に「私はこんなにがんばってるのになんなのよ!」となる人もいます。
我慢爆発って感じですよね笑
でも、僕は我慢することが成長だと思うんです。
よく、教育って「共育(共に育つ)」だと言いますよね。
塾講師をやらせてもらって、教えてる立場ですが、
実は子供たちから教わることの方が多くてびっくりです。
なぜ勉強するの?と聞かれた時に正論をいうことが正解ではない
さて、なぜ勉強するのか?と聞かれてこう答えようの最後です。
実は正論を言うことが正解じゃないってことです。
例えば
- やらなきゃいけないんだからやるしかないんだよ
- 受験に合格するためにはやるしかないだろ
- 安定した道にいきたかったら勉強しろ
- 良い職業につきたいなら勉強しろ
みたいなのは言っていることは正しいです。
けど、子供たちにとっては正しくないです。
自分が子供だった時を想像して見てください。こんなこと言われてやる気出ましたか?
出ないですよね笑
もうちょっと子供の目線で話しをしてみましょう。
なぜ勉強するのかを聞かれたら?僕がやる気を上げた事例を紹介

さて、ここまでわかったら正直あとは子供に寄り添ってあげてください。
とはいえ、まだよくわからないと思うので、実際にやる気が上がった答え方を紹介します!
【お調子者編】なぜ勉強するのかを聞かれたら
子供「先生、なんで勉強ってしないといけないんですか〜?」
僕「ん〜、逆になんでしなきゃいけないと思う〜?」
子供「やらないと叱られたりするからやってる」
僕「そうだよな〜 でも逆にちゃんとやってると周りの人からの目って実際どう?」
子供「褒められたりしてる」
僕「だよね、俺は〇〇は叱られるより、褒められることの方が多い人生の方が合ってると思うんだよな〜
ってか、実際そっちの方がよくない?」
子供「確かに」
僕「実際やりたくないのはわかるよ、俺もそうだったしね!
でもやってると、勉強教えて〜!とか言われるし、人も集まってきてなかなか良い気分だったよ」
子供「え、でも勉強得意じゃないしな・・・」
僕「物事ってなんでもそうだけど、上には上がいるんだよ。
でも、〇〇より勉強苦手な子もいるよな?」
子供「いるいる」
僕「そう言う子からしたら〇〇は勉強得意だなーと思って見てると思うよ。
そういう子を助けることとか、教えることはできるよね?」
子供「確かに、ちょっとがんばってみようかな〜」
僕「良いね!1日1回授業とは別で自習して見たら?ただ、なんか勉強嫌になってきたなーと思ったら俺に言えよ〜」
子供「はーい」
的な感じですね
認めつつ、質問しながら、納得させて進んでいく感じです。
最後に、嫌になってきたなーは実は「安心感」を与えています。
ずーっと頑張るって大人でも難しいですよね。
逃げ道を残してあげると少しは子供もがんばれます。
【現実的小学生、女の子編】なぜ勉強するのかを聞かれたら
子供「せんせ〜最近やる気出ません。なんで勉強しないかんの〜」
僕「あはははは、やる気でんか〜!」
子供「そうなんです。本当になんか最近youtubeばっかです」
僕「最近何が一番ハマっとるの?」
子供「マフマフさん大好き!」
最近、youtuberの中で勢いを伸ばしている歌い手と呼ばれる人です!
とても歌が上手で僕もこの生徒きっかけで聞くことがあります笑
僕「へぇ〜そんな人がいるのね
そうかー勉強のやる気でんかーなんでやる気出ないとかあるの?」
子供「いや、特にないんですよね」
僕「そういうの結構誰でもあるから、あんまり気にしなくて良いけどな!
でも英語は中学生になっても、高校生になっても本当に役立つから良いかもしれんな」
子供「え、そうなんですか?」
僕「入試って言って、高校に入るためには絶対テストを受けてそれに合格しないと入れない制度があるんだけど、英語が強いとかなり強いね」
子供「そうなんですね、英語やってるけど、自信あんまりないです」
僕「現時点で自信がないっていうのはみんなそうだよ。」
子供「へぇーそうなんですね」
僕「木曜日の17時くらいから1ヶ月だけ英語の勉強一緒にやってみるか?」
子供「えぇ〜大切なのは分かるけどやりたくない」
僕「あははは、そうか、そうか、まぁ気が向いたら声かけて!俺はいつでも見てあげるよ!」
子供「わかりました!」
最後断られているじゃん!と思った人もいますが
この1ヶ月後に「先生、やっぱりやる〜!」と言ってきました。
何事も焦らず、少しずつですね。
そして、コツはやっぱり否定しないことです。
最後に「なんでやらんの!やった方がいいよ!」と言っていたらこの行動はなかったんじゃないかな〜と思います。
このあと、この子は英検に挑戦し、見事合格して、英語に対する自信が身についたみたいで進んで勉強してます。
結局、本人がやるって言わないとやらないんですよね。
親必見!なぜ勉強するのか?と聞かれた時の子供のやる気を上げる答え方
いかがだったでしょうか?
引き出しはもちろんいろいろあると思います。
- 大卒と高卒の給与の違い。
- 英語の勉強は将来にも必ず活きるという話。
- 大人の平均勉強時間は3分以下。勉強した人が勝つ。
などなど、いろいろな切り口はありますが、大切なことは「否定」せず、「認めてあげる」ということが大切ですね。
それでは以上になります。
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