【受験生】志望校を9・10月で諦める前に知るべき3つのこと

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中3、高3はこの9月・10月で模試の結果も出てきて、そして「本当に志望校をこのままでいいのか?」と思ったり、

「下げた方が良いのか?」と考えたりし出すのが9.10月だと思います。

今これを見ているお父さん、お母さんの中にも、どうしたらいいの?と悩んだり、

子どもに相談されるけどどうやって舵を切ったらいいか分からないという方も多いと思います。

自分の苦手科目があったりするとその点数が上がらず、科目を絞るために国公立は捨てて、私立に向かっていくなど考える子はたくさんいます。

それ自体を否定するつもりもありません。ただし、その前に知っておくべきことを知り舵を切ってください。

ホントは普通に合格できるのに諦めるということがなくなりますから。

1.成長スピード

これは勉強だけではなく、全てのことに当てはまります。

人間努力したら努力した分だけうまくなってほしいと思います。それが上の画像の赤い線のグラフです。

一方で実際の成長は青の線になります。

努力しても努力しても伸びない時期が絶対にあります。だけど、同様に「ブレイクポイント」というものを越えた瞬間にドカンと点数があがるんです。

9・10月時点でまだまだこのブレイクポイントを通過している人は少ないと思います。

志望校や点数だと難しいけど、スポーツにすると分かりやすいと思います。

フリースローを練習したから次の日から少しできるようになったとかはなく、いつの間にかはいるようになっていたとか

サッカーのリフティングも1日練習したら次の日最高回数を更新ではなく、練習を続けていて、忘れていたころにやってみたら100回できるようになった

っていう事が多いですよね。

ブレイクポイントがいつ来るか、何回来るかは人によって違う

これが難しいところです。人の成長は青のグラフの連続でできていますが、いつ来るのか、そして何回来るのかは人によって違います。

だからこそ、9・10月の時点で、志望校を諦めるのはまだ早いです。

ちなみに、実は能力があるのに、今まで全く勉強していなくて受験生になってがりがりとやるようになったという子は

模試のたびにこのブレイクポイントを迎えて毎回5%ずつ伸びていくなんていう子供も見たことがあります。

たまに1ヶ月で偏差値が「10上がった」ということをうたい文句にしている塾もありますが、何のこともなく、

その子供に能力があり、ただ勉強していなかったからというパターンが良くあります。

映画になった「ビリギャル」もそうですが、実は中学受験を経験し、偏差値60越えの中学出身でもともと能力があったんですね。

多くの子は9・10月ではなく、センター試験前ぎりぎりの11月ないし12月くらいにドカンと伸びる子供をよく見てきました。

多くの人はブレイクポイントが来る前に諦めてる

ブレイクポイントが来るまでは苦しいです。やっても、やっても、やっても、やっても伸びないわけですから

そりゃ苦しいですよね。

僕は「石の上にも3年」という言葉は結構その通りだなと思うことがありますが、

仕事も3年たったときにぱっと目の前が開けたなんていう経験を持った人もいると思います。

僕は決してセンスがある人間とはいいがたいので、4年くらいたった時にようやく、塾から人が辞めるとか

がグンと少なくなりました。

勉強は仕事と違い正解があるものなので、3年かかるなんていうことありませんが、まだグンと伸びていない子は

今やる気もグンと下がっていませんか?

それがブレイクポイントが来ることを遅らせています。グンと成長すると思いこんで頑張ってみてください。

今の9月・10月はこの「我慢の時期」というだけの子も多いです。

大きく跳ぶためにはきちんとしゃがまなければいけません。きちんと「我慢」の時期を乗り越えてください。

2.国立大学の志望校を下げることに実質的なメリットが少ない

「目標が上過ぎてやる気が出ない」という子もいると思います。そのため、9・10月くらいに志望校を変えようかなと言う子供たちが多いです。

実際、僕の生徒も9月に志望校を下げたいという話しが出ました。

そしてその気持ちもとても分かります。

実際大人も今はそうです。「大きくお金を儲けなくても普通で良い」というのが今の主流です。

上を目指してギスギスするくらいなら普通でOKみたいな感じですね。

大学受験も同じ感情があると思いますが、あえて「実質的なメリットが少ない」と言ったのは科目数が変わるパターンが少ないです。

科目数が変わらなければやることはほぼ同じ

私立大学や公立大学への変更であれば科目を絞ることができるため、大きくやることは変わります。

一方で国立大学への変更は科目ごとの「配点」は変わる可能性はあります。

それによって戦略はもちろん変わります。

ただし、本質的に科目の配点が問題であれば、この9.10月にランクを変えずに大学を変える必要はあるものの

「下げる」必要はありません。

3.10%~15%ぐらい下なだけならチャンスあり

模試など解いていると「E判定」というのが目に入ると思います。

ただ、そのE判定が本当に届かないE判定なのか、それとも何とかなるE判定なのかはきちんと読んでください。

今の9・10月という時期でも大体10%~15%程度下なら僕は諦めずに頑張れ!と言います。

科目別の点数もチェックすると制度が上がる

どんな生徒も9・10月時点で10%~15%も下でOKというかと言うとそんなことはありません。

当然2次試験の科目やセンターの配点やその子の科目別の点数も見ます。

全体の点数が悪くても、例えば数学80%越えとか、国語75%越えなどがあればその子はかなり強いです。

また、2科目くらいそういう数字があれば、間違いなく「あきらめるな!」と舵を切ります。

やってだめなら下げるだけ

これを言うと「他人事だから言えるんだ」と言いそうな人もいると思いますが

もちろん本人が一生懸命やって、講師が一生懸命教えて、一生懸命戦略を練ってというやることはやったといえるのが大前提です 。

どうせ9月.10月に志望校を変えるはずだったので、それが12月に変更となったからと言って何も変わりません。

「2次試験の科目が変わるだろ」

「配点も大きく変わるだろ」

などその他のご意見あると思いますが、その通りです。だからこそ下のことが大切です。

9・10月時点で最低ラインを考えて準備する

「点数が良かったらいいな」という高校生でも考えれることしか考えれない講師であったり、

「悪いことは考えたくない」という日本人特有の性質上考えないというお父さん、お母さんもいますが、

それしか考えないのは辞めてください。センター試験は1回だけのことです。敢えて厳しいことを言うと「失敗する子は必ずいます。」

上に行ったときは「良かったね」「やったー」で良いんです。

一方で下に行ってしまったときにどうするかを考えるのが大人の役割です。

だからもし、失敗して○点だったら、二次試験の科目、そして配点なども考慮してA大学にしよう。

といったものを持っておかなければいけません。

そしてA大学だけではなく、2つ、3つくらい予備があればちゃんと考えているといえると思います。

まとめ

この9月・10月に戦略の上で私立大学や公立大学に舵を切ることは意味があると思いますが、

子どもの弱気、親の弱気、講師の弱気で志望校を変えてしまうということは実質的なメリットも少ないので、

僕は大反対です。

最後まで受験やり切った経験は何事にも代えがたい経験になります。

とは言え、上記がいつも正解というわけではありません。僕の基本的な考え方は上記ですが、

子供の性格、状況、そして親さんの経済状況、希望なども全部ひっくるめてかなり変わってきます。

うちの子はどうなの??

と気になった場合は個別にTwitterのメッセージなどで連絡ください。

1ヶ月につき3名までなので、お早めに(^^♪

それでは以上にします。