こんにちはゆうたろうです。
この記事では
- 受験っていつから始めれば良いの?
- 現在高2で周りの子は結構のんびりしているけど、ゆっくりしてていいのかな?
- 漠然と受験が不安なんだけど、何から始めれば良いのか?
と言った人に読んでもらえればと思います。
僕自身は塾講師歴5年で現在高校生責任者として子供たちを見ていますが、この記事を読んで、
考え方をちょっとだけあげてもらえればと思います。
【高校生】受験はいつから始める?

結論は当然ながら早ければ早いほど良いにきまってます。
なんなら高1から受験を意識している子は一番伸びます。
受験生が平等に与えられているのはスタートする時期の決定権
僕は受験生が平等に与えられているのは「スタートする時期の決定権」だけだと思います。
良く、時間は平等24時間だという話しがあると思います。確かに1日で言ったらそうかもしれません。
一方で、勉強時間については平等ではないので、下の例を見て、自分が早く始めるべきか、そうじゃなくても間に合うかを考えてください。
受験勉強時間の部活による違い
勉強する時間は決して平等にありません。
例えば弱い部活に入っている子供たちは5月、6月から受験勉強に集中できるのに対して、強い部活に入っている子は9月、遅ければ冬までずっと部活をしているということもあります。
その他にも野球部に関しては弱くても大会時期が遅いので、夏休みに入っても部活がまだあるということもざらにあります。
吹奏楽部なんかも文化祭までひっぱるところなどもあります。
そのため、自分の所属している部活がいつまで部活をやるかによって、自分がいつから始めなければいけないのかを考えてください。
野球部なら12月からスタートでも僕は早くないと思います。
受験勉強時間の通学による違い
家から学校まで片道10分で到着する子と30分で到着する子では圧倒的に差があります。
1日往復40分違うと言う事は1ヶ月で40分×24日=960分
年間にすると、960×12=11,520分の差が出ます。
たった、20分違うだけですが、年間にすると20日分の違いが生まれると言う事になります。
自分の通学時間がかなりかかるという人は早めのスタートを考えてください。
受験をいつから始めるかは志望校から逆算して考える
受験をいつから始めるかは志望校から逆算して考えてください。
志望校なんてないよと言う人は、最低限このレベルにはいきたいとか、
自分の高校から多くの人が言っている大学を調べてそこを基準にしてみても良いと思います。
受験をいつから始めるかを決める為には現実を知る
僕は良く全統マーク模試を基準にして子供たちがどこの大学まで行けるかと言う可能性を測りますが
まず最初に高2の2月に全統共通テスト高2模試があり、
高3になると5月・8月・10月・12月と合計で5回ほどこの模試があります。
僕が見てきた生徒の中でMaxの伸びはセンター試験の割合が高2の2月が55%からスタートし、高3センター試験にて80%を記録というのがMaxです。
つまり、25%ほどがMaxの伸びになります。
そのため、高2の2月の模試で自分の志望校から15%~20%くらいの開きであれば、E判定とつきますが、まだまだ逆転可能と考えてください。
今センターの過去問を解き、逆算をする
一方で、高2の2月に受けた模試と自分の行きたい大学のセンターボーダーが25%以上離れていた場合はどうすればいいの?
と思った子が多いと思いますが、そうならないように、
今から、センターの過去問を解いてどれくらいとれるのかを確認してください。
もちろん、習っていない問題について解くことは不可能ですが、一方で、数ⅠA、英語、国語、公民、理科基礎
などは高2でも解くことができると思います。
そして、大体何%ほどの正答率なのか?志望校に行くために、最低限2月の模試で何点くらい取らなければいけないのかを逆算すると今始めるべきなのか、どうかが見えます。
来年の共通テストはセンター試験と傾向がかなり変わりますが、自分の実力を試すという意味では全然使えるので、受けてみてください。
上記のリンクからセンター試験の過去問は入手することができます。
最低限受験を1月からはスタートする

最低限1月から受験はスタートしましょう。
というのは、2月は学校の定期テストがあり、勉強している時間はありません、そのため、2月からとしていると3月まで引き伸びます。
そのため、僕は最低でも1月からは始めるべきと考えています。
1月からセンター試験まで丸1年
当然ながら、今年のセンター試験は1/18.19なので、高2の子たちはもう1年後には自分のセンターが始まります。
高校入試は夏くらいから始めて間に合ったという成功体験を持っている子も多いかもしれませんが、
正直それで大学入試が戦えるほど甘くありません。
受験勉強は何から始めれば良いのか?
以前のブログでも紹介しましたが、まずは基礎固めです。
基礎が固まっていない場合は下記の参考書や問題集を与えてあげてください。
Next Stage英文法・語法問題―入試英語頻出ポイント218の征服
ことばはちからダ!現代文キーワード―入試現代文最重要キーワード20 (河合塾SERIES)
また、理系なら物理の力学、化学の論理分野などまでは下の参考書を片手にやらせておくと良いです。
ちなみに学校の問題集や、参考書を使わせてあげてもOKです。
ただし、学校の問題集などは、簡単な問題から難しい問題まであり、全てを行おうとすると結構時間がかかります。
一方で、上の参考書や問題は基礎問題ばかりが集まってできている問題集なので、効率は良いかと思います^^
【まとめ】受験はいつから始めるか?

- 部活がいつ終わるのかを把握し、始めるタイミングを考える。
- 通学時間がどれくらいかかっているかも考慮する。
- 今の10月.11月くらいで一度センターの過去問を解いてみる。
- 2月の模試から大体Max25%くらいの伸び。
と言うのが大事なポイントだと思います。
通常、このタイミングで25%しか伸びないということはあまり口にしません。
理由は希望が無くなってしまう子も多いからです。
一方で、僕のブログの読者には塾には行ってない人であったり、
全く保護者面談がない塾であったりということも多いので、正直にお伝えさせてもらいました。
こういったこともきちんと分かったうえで高2でいつから始めるかを子供に見せながら考えて頂ければと思います^^
相談、質問などあればTwitterのDMまで!
それでは以上にします( `ー´)ノ