大学受験、文系の理科基礎はどう選ぶ?~共通テストについても解説~

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こんにちは、ゆうたろうです。

今回は、大学受験の文系のための理科基礎について解説をしていきます。

本記事は

  • 文系の理科基礎の科目はどれがオススメ
  • 理科基礎の勉強法が知りたい
  • 共通テストの理科基礎ってどうなるの?

ということを知りたいという人向けに書いています。

なので、理科基礎の科目をどれにしたらいいのか?ということを説明していきながら、勉強法と共通テストについても触れていきますね。

現在塾講師歴6年目、高校生責任者としてテキスト選定や、勉強法指導、そして受験大学の選定などに携わっています。今まで、200人ほどの子供たちを見てきたので、信憑性のある記事だと思います。

では、いきましょう!

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大学受験、文系の理科基礎はどう選ぶ?~共通テストについても解説~

大学受験の文系の理科基礎は、センター試験において重要な役割を担っています。

そのため、本記事を読んで理解し、選択をし、勉強をしていきましょう。

文系の理科基礎、基本情報!大学受験の情報から読み解く!

結論から言うと、一般的には化学基礎、そして生物基礎の2つがオススメです。

それを一つ一つ解説してきます。

まずは、センター試験の平均点から行きましょう。

科目201520162017201820192020
物理基礎31.5234.3729.6931.3230.5833.29
化学基礎35.3026.7728.5930.4231.2228.20
地学基礎26.9933.9032.5034.1329.6227.03
生物基礎26.6627.5839.4735.6230.9932.10

6年分理科基礎平均点

  • 物理基礎 31.795点
  • 化学基礎 30.08点
  • 地学基礎 30.695点
  • 生物基礎 32.07点

見てもらっても分かるかと思いますが、そこまで変わりがありません。

そのため、良く平均点を見て決めようという人もいますが、そこまで意味がないかと思います。

一方で、2017年度の生物基礎は本当に簡単でした。塾内でも、50点でした!48点でした!という声が上がり、塾内平均が47点くらいになったのを覚えています(笑)

ただ、簡単な年を読み解くというのもなかなかできることではないので、平均点から決めるということはしない方が良いでしょう。

次に受験者数です。

科目受験者数
物理基礎20,437
化学基礎110,955
生物基礎137,469
地学基礎48,758

上記のように圧倒的に化学基礎と生物基礎が多いですね。

僕は生徒の受験の際、「大当たりがある道」よりも「リスク」をいつも避けるようにしています。

理由は「子供たちの実力が100%発揮されない方が後悔するから」になります。

少し難しい話をすると、「リスク」というのは不確定なことが多いことになります。

分かっていれば、誰もその道を進まないですよね?つまり、わかんないというのがリスクになります。

例えば、Aという受け方の配点はセンター試験7割、二次試験3割でB判定。倍率は2.5倍。

Bと言う受け方の配点はセンター試験8割、2次2割でB判定。倍率は3倍。

という数字を見たときに僕は多少倍率は高くても不確定な要素が少ないBの受け方を選択します。

倍率が高い方が怖いじゃないか!

という意見もあるかと思います。それも正しいです。一方で、センター試験でB判定と言う事は、基本的に二次でやらかさない限り合格です。

つまり、そのやらかしたとしても、比重が小さい2割を僕なら選びます。

話しを理科基礎に戻します。

同じようにリスクを避ける方を考えると、物理、地学基礎は受験者数が少ないです。つまり、平均点が猛烈に低かった場合、生物、化学を受験している人よりも差が着きます。

一方で、生物、化学の平均点が低かったとしても、みんな低くなるだけです。

そのため、文系は生物基礎、化学基礎をオススメしています。

まとめ
  • 理科基礎の平均点はほぼ変わらない。
  • 受験者数が大きく違うので、リスクを避ける。
  • 化学基礎、生物基礎がオススメ。

物理基礎編

物理基礎は、もし高校生の時に習っていて、相性が良いと感じる子はお勧めします。

というのは、物理基礎自体は、他の科目と比べて覚えることが圧倒的に少ないです。

ただし、計算力が必要だったり、理屈をきちんと理解しないと解けない物も多いです。

物理基礎をオススメする人は、文系だけど、数学が得意という子にはオススメしています。

注意

上記のような考えで物理基礎を受験する子が多いです。つまり、物理が得意だからわざわざ受験してくる子です。それでも平均点は他の3科目と変わりません。

だから僕は実は物理基礎は結構他の3科目と比べると難しい傾向があるんじゃないかなと思っています。

化学基礎編

化学基礎は、物理基礎と比べると覚える量は多いですが、生物基礎、地学基礎と比べると少ないです。

そのため、バランスの良い科目ではないかと思います。

とはいうものの、電子配置の問題や、周期表関連の問題などで、ぬけがちな知識をついてくる傾向があります。

そのため、他の2科目よりも覚えることは少ないものの、丁寧に覚えていく必要があります。

生物基礎編

かなり、知識が必要な科目になります。

理解が必要な部分と言えば、遺伝の部分でしょうか。

そして知識も必要ですが、問題文が長かったり、問題が紛らわしかったりなどで、国語力が必要な科目でもあります。

過去問や、各出版社が出しているセンター形式の問題を解き、対策をきちんと立てていった方が吉です!

地学基礎編

最後に地学基礎ですね。地学基礎は学校が教えてくれることが少ないので、それが母数が少ない原因となっています。

地学基礎は僕自身行ったことは有りませんが、問題を見たり、子供たちに聞いたりすると、覚えること8割、計算2割と言ったところです。

また、教材が少ないのも特徴の一つなので、なかなか対策がしずらいのも地学基礎の特徴です。

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文系の理科基礎勉強法!大学受験の救いになる科目!

理科基礎はどの科目も平均が6割以上というのがほとんどです。

そのため、センター利用などで、活用できる可能性がかなり大きいです。

そして、範囲が少ない分、直前期でも大きく点数があがりやすいのも特徴です。

実際に、今年(2020年度センター試験)の化学で、12月から化学の計算が苦手という子に、授業をしたり、問題集の計算部分だけ3冊解かせたりなどしたところ、見事50点を取ってきました(*´ω`*)

大学受験の時期によって、文系の理科基礎は勉強法を変えよう。

時期によって、理科基礎の勉強は変えていく方が良いです。

まず、夏までは学校の問題集でもかまわないので、一回りおこないましょう。

分からない場合はインプット系の参考書を購入してもいいです。

参考にリンクを載せておきます。

東進から出ているこのシリーズは図なども多く使ってあるため本当に分かりやすい参考書になっています。

夏まではきちんと全体を理解し、学校の問題集の基礎をきちんと解けるようにしましょう。

夏以降は問題を解く。

夏以降はきちんと問題を解いていくことに専念しましょう。

上の参考書は良書ではありますが、あくまで理解をするための本で、あれ1冊で完成するほど甘くはありません。

そのため、問題集を使ってゴリゴリ問題を解いていきましょう。

オススメはこのテキストですね。

マーク式の問題集で河合塾が出してくれています。

この問題集をきちんと行い、分からない問題がないようにしたらかなりできるようになっているでしょう(^o^)/

秋からは分野別に潰していく

問題集を行ったりしていくと、最終的には分野別にここは大丈夫、ここはやばいというのが出てくると思います。

そのため、最後は分野別に潰していきましょう。

学校の問題集を友達と交換して、苦手分野をつぶしていくのもいいでしょう。

1日だけ学校の図書館に行き、問題集を借りてそこの分野だけを勉強するなど工夫していきましょう。

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2021年度大学受験、共通テストでの文系理科基礎の立ち位置

さて、2021年度入試からセンター試験ではなくて、共通テストに名前が変わります。

この変化において、理科基礎はかなり大切になってくると思っています。

文系で、大学受験を乗り越える為には理科基礎を大切に!

さて、理科基礎が大切な理由ですが、

国、数、英は共通テストに向けて大きく変化します。どういった変化かというのは、下のブログを見てみてください(^o^)/

合わせて読みたい

【大学入試改革】【数学・国語】令和3年度入試センター試験はどう変わる?

【大学入試改革】【英語】令和3年度入試センター試験はどう変わる?

一方で、理科基礎はおそらくそんなにも大幅に変化がありません。

2020年度のセンターとプレテストを比べてみましょう。

ページ数

2020年度センター第2回プレテスト
化学基礎14ページ9ページ
物理基礎14ページ13ページ
生物基礎14ページ15ページ
地学基礎18ページ13ページ

上記のように見ても分かりますが、若干化学は図表が多くなったと思いますが、そのほかの問題はページ数とともに中身も大きく変わることはありません。

設問数

2020年度センター第2回プレテスト
化学基礎16問13問
物理基礎13問15問
生物基礎17問19問
地学基礎15問18問

そして設問数は微増ではありますが、当然大きく変わることもありません。

そのため、共通テストを行う際に、国、数、英は大きく傾向が変わり、できない!となる可能性が高い一方で、理科基礎はその危険性が低いです。

そのため、文系にとっての理科基礎は、対応もしやすいため、ここはきちんと点数を取っておきたいところです。

ちなみに、共通テストのプレテストの問題が見たい人は下記のリンクからどうぞ!

合わせて読みたい

第2回 共通テスト 試行テストの問題と解答

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大学受験、文系の理科基礎はどう選ぶ?~共通テストについても解説~:まとめ

さて、いかがだったでしょうか

まとめ
  • オススメは生物基礎と化学基礎
  • 勉強は時期別に分ける。夏まではインプット。それ以降は問題集を解きまくる。
  • 共通テストはおそらく理科基礎の変更は少ない。きちんと点数を取れるように。

ここまで読んでくれた方でも、実は今どの参考書がいいか分からないという人や、

どの大学が良いのか分からないなど大学受験については分からないことが多いと思います。

なにか聞きたいことなどあればお気軽にご連絡ください!